【諫早市】豪華声優陣を起用!諫早が誇る漢詩人・野口寧斎の生涯を綴ったオーディオドラマが完成
諫早市出身で、明治期に活躍した漢詩人の野口寧斎(ねいさい)という人物を知っていますか?森鴎外の「舞姫」についての評論で文壇から高い評価を得たり、漢詩雑誌「百花欄」を発刊して伊藤博文や渋沢栄一などの著名人から寄稿を得たりしていた、すごい人です。
この度、その寧斎の生涯が物語になり、オーディオドラマ化されました。企画したのは諫早青年会議所。諫早市のまちづくり推進事業に認定されたプロジェクトです。声優には、杉田智和さん、小野大輔さんなどアニメファンが聞けばビックリするレベルのプロが起用されています!
そして、こちらのCD、数量限定で無償配布されるんです!本当は、2020年8月22日に諫早図書館で完成公開イベントが行われる予定だったのですが、残念ながら新型コロナウイルスの感染拡大を受けて中止に。ただ、CDの配布だけは同日13時~15時に行われることになっています。
CD欲しいけどその日に時間がとれないとか、予定枚数が終わってゲットできなかったという方もご安心を。こちらのオーディオドラマ、諫早青年会議所のYoutubeチャンネルで視聴することができます。8月22日中にはアップされるということなので、ぜひお楽しみに!
また、諫早図書館では8月21日~9月16日の間、このオーディオドラマとのコラボ展が開催されます。長崎日大高デザイン美術科の田中響さんが描いた物語の挿絵(プロ顔負けのクオリティ!)の原画コーナーや、野口寧斎が残した作品、実際に使用した硯などの史料があったり……
オーディオドラマに出演した声優陣直筆のサインが展示されたりしています!なお、図書館内は写真や動画の撮影は禁止なので、見るだけで楽しむようにしてください(この記事では特別に許可を得ました。図書館職員の森様、ご協力ありがとうございました!)
ちなみに、野口寧斎は有名な漢詩人であったと同時に、諫早文庫という現在の諫早図書館の基礎となる書庫の創設に尽力した、愛郷心の強い人でもありました。諫早図書館の正面玄関を左側にして本諫早駅方面に少し歩くと、その功績を称えた顕彰碑が建てられています。
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