↑こちらは小長井町の特産品・ブランド里芋の「田原いもんこ」。粘り気があってとろけるような舌触りがクセになる逸品です。

そのいもんこを中心とした地元農産品を販売する「さとる君といも子ちゃんの直売所」が去る2020年11月8日にオープンしました。営業日は土日限定、午前9時～正午までとなっています。11月22日にはオープニングイベントで餅まきがあるそうですよ。

小長井町の田原地区は小さな集落のため、いもんこの栽培面積は広くなく、しかも同じ畑での作付が4年に一度しかできないこともあって、収穫量はごくわずか。まさに幻の里芋と呼ぶべき貴重な名産品なのです。

↑里芋は好きだけど皮をむくのが面倒で苦手、手もかぶれそうだし……という人にうってつけの冷凍いもんこも売ってあります。これは便利！

↑田原いもんこを育むのが、この赤土の土壌。豊かなミネラルを含んだ粘土質の大地が美味しさの土台となっています。いもんこのシーズンは9月～12月。販売は秋口から始まり、終わりは年末年始～1・2月ごろ（その年の豊作不作によって変動）とのことです。

↑田原地区で獲れるのはいもんこだけではなく、赤土のミネラルを豊富に吸収した栄養満点の各種作物が栽培されています。いもんこシーズン以外でも、直売所には様々な野菜が並ぶので、年間を通して良質な商品を求めることができます。

↑こちらのにんじんは赤土エネルギーに満ちています！

↑こちらのショウガも美味しそう！たくさん入っていてこんなに使い切れないな、と思ったら「冷凍庫で保存しておくといいよ」とスタッフの方が教えてくれました。

↑ずっしりとしたカボチャ！田原の赤土で育った作物は、どれもイキイキしている感じです。

↑ネギも青々としていて元気がいいです！

↑こちらは干しシイタケ。近くの山林で原木栽培されているとのこと。自然豊かな田原地区ならではのラインナップですね。

↑こちらのサツマイモは皮の発色が抜群にいいです。焼き芋にしたらすごく美味しそうですね～。

↑直売所には、諫早市役所小長井出張所から山茶花高原方面へ、県道195号線を道なりに走っていくとたどり着きます。「田原」バス停の近くです。

↑道向いには「西円寺」さんというお寺があります。

※田原いもんこ特産化研究部会パンフレットより

↑直売所を訪れて買い物をするとパンフレットがいただけます。田原いもんこのルーツやブランド化に至る経緯、おすすめの料理法などが載っていて役に立ちますよ！

今年はコロナ禍の影響で毎年11月に開催している「田原いもんこ祭り」が中止になり、残念な思いをしているファンや関係者も多いと思われますが、その分、この常設直売所がいもんこ文化を盛り上げてくれるはずです。

小さな店舗に田原地区の魅力をギュッと詰め込んだ「さとる君といも子ちゃんの直売所」。週末のお出かけスポット候補に加えてみてはいかがでしょうか。

田原いもんこ特産化研究部会の皆様＆村岡会長、取材へのご対応ありがとうございました！

さとる君といも子ちゃんの直売所はこのあたりです↓

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