【諌早市】轟峡の事故現場近くに献花台が設置されています。犠牲になられた方々のご冥福を祈り、再発防止を願ってきました
去る2020年7月25日に起きたがけ崩れにより、家族5名で高来町の轟峡へ遊びに来ていた方のうち2名が亡くなるという悲しい事故が起きてから、早2カ月が経とうとしています。9月9日には県道多良岳公園線の通行止めが解除となり、現場近くに献花台が設置されました。
献花台があるのは、轟峡観光案内所の建物の一画です。たくさんの花束やジュース、お菓子などが供えられていました。記者もささやかながらお花を手向けさせていただき、犠牲になられた方々のご冥福と轟峡の今後の安全を強く祈願いたしました。
↑現場近くはいまだ規制線などが張られており、物々しい雰囲気です。写真奥、ふだんはヤマメ料理とそうめん流しで人気の青雲荘さんは基礎部分が崩落し、現在営業停止中。
↑がけ崩れがあった遊歩道を見下ろした写真です。遊歩道は折り返しを繰り返しながら轟の滝近くまで下っていくのですが、その途中の斜面が崩れてしまっています。
↑献花台のあるところから少し奥へ進んだところにはキャンプ村への入り口がありますが、ここも封鎖されています。
↑こちら楊柳の滝はふだん通り見学できました。轟峡はこのような雄大な景色が連なる魅力的な名勝なのですが、先般の事故では、やはり自然と危険は隣り合わせであることを再認識させられましたね。
山や海など自然が豊かな場所へお出かけの際は、皆さん安全の確保を最優先にして楽しむように心がけましょう。
献花台が設置されている轟峡観光案内所はこのあたりです↓