【諫早市】コロナ禍の今こそ、感性を揺さぶる芸術作品で心の洗濯を。東小路町の山下画廊でコレクション展開催中
東小路町にある山下画廊では現在、収蔵品のコレクション展が開催されています。瀟洒なクラシック音楽が流れる落ち着いた空間で、芸術家たちの情熱の躍動に触れながら、しばし心の洗濯をしてみませんか?
展示されているのは日本や西洋の近代画家が描いた一流の芸術作品ばかり。画廊で所蔵する100点あまりのコレクションの中から、山下社長が自ら20点ほどを選りすぐって公開しています。観覧は無料。期間は、2020年9月22日までです(開始は9月5日でした)
↑こちらは野口弥太郎作「那智の滝」。自然の持つパワーを豪快に表現した力強い筆づかいに圧倒されます。
↑棟方志功作「縄の柵」。作家自身が木版にこだわり版画ではなく<板画>と称した作品の醍醐味を感じ取ることができます。
↑フランスの作家P・アイズピリ作「赤い背景のブーケ」。非常にビビッドな色づかいに元気づけられますね!
↑片岡球子作「めでたき富士」。日本画の概念を覆したと言われる作家の気概が感じられてカッコイイです。
↑こちらは北村西望作のブロンズ像「喜ぶ少女」。長崎平和祈念像で有名な作家ですね。
写真では作品の良さが半分も伝わらないので、ぜひ実際に足を運んでみてください。本物の芸術に触れることができる貴重な機会です!
↑それぞれの作品には作家についての簡潔な紹介や、彼らが残した名言も添えられており、様々な角度から心に刺さってきます。お隣の事務所を訪ねればスタッフの方がさらに詳しく解説してくれるので、美術鑑賞のビギナーでも存分に楽しめますよ!
山下画廊は、諫早市立図書館の裏手にあるホームビルという建物の2階にあります。平時は九州管内各地の百貨店で絵画の販売を行っているのですが、昨今のコロナ禍の影響でそれらが軒並み中止に。そこで、自社のギャラリーを会場にした企画展の開催を思い立ったそうです。
販売を行わない、純粋な鑑賞会としての展示。これは、コロナ禍で多くの人の心が沈みがちな今だからこそ、過酷な環境の中で質の高い作品を生み出した芸術家たちの魂に触れ、困難を打破するエネルギーにしてほしいという山下社長たっての願いが込められた企画です。
↑階段を上って右手が企画展会場のギャラリー、左手が事務所となっています。作品の入れ替えもしていますので、期間の前半に来られた方はもう一度足を運ぶと、新しい作品に出逢えますよ。
山下社長、スタッフの横田様、ご案内大変ありがとうございました!
山下画廊さんの地図はこちら↓