毎年11月12日～25日は内閣府が定める「女性に対する暴力をなくす運動」期間となっているのをご存じですか？ミライon図書館では現在、その啓発運動とリンクしたパネル展示や書籍コーナーを設けています。期間は、2020年11月2９日までです。

↑こちらが1Fのパネル展示。DV（ドメスティックバイオレンス）の定義に始まり、児童虐待や性犯罪・性暴力、セクハラやストーカー行為……といった、女性に対する暴力の実態やその解決策などが詳しく解説されています。

↑DV被害者が助けを求められるよう関連法律について解説したパネルや、DVに手を染める人間の行動には特徴的なサイクルがあるという図解。

↑「まあじゃんほうろうき」などで有名な漫画家の西原理恵子さんが描いた啓発マンガもあります。ひとりで悩まないで、相談できる窓口があるよ！と訴えかけている内容です。

↑1994年にアメリカで始まり、現在は40か国以上に広まっている「パープルリボン運動」を紹介するパネル。賛同した人は、実際にリボンを貼ることができます。女性への暴力に反対する運動のイメージカラーが紫なんですね。

↑実際に長崎県内や大村市内で、DV被害などを受けている女性向けの相談窓口となっている施設や組織を紹介しているカードやパンフレットも置いてありました。苦しんでいる人が身近にいたら、紹介してあげるといいかもしれないですね。

↑こちらは図書館3Fに特設されているDVなどの関連書籍コーナー。専門的な知識を得たい人は、ぜひ訪れて手に取ってみましょう。

※大村市男女参画推進センター作成チラシより

↑大村市では「ハートパル」がこの運動の中核を担っています。11月15日午前10時～正午にはミライon図書館で、紫色のガーランドを作るワークショップのイベントも開催。当日参加もOKなので、興味のある方はぜひ足を運んでみましょう。

↑ワークショップでは、こういった感じのガーランドを作るそうです。運動啓発グッズとしての効果はもちろん、ちょっとしたお部屋の飾りとしてもオシャレだと思いますよ。

※内閣府ポスターより抜粋

女性だけでなく、男性も（男性こそ！）この展示を通して勉強すると、いろいろ気づかされたり、反省させられることがあるかもしれないですよ。ぜひ訪れてみてください。

図書館スタッフの小野さん、ご案内ありがとうございました！

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